まだまだ元気な大衆酒場 東所沢『のも』
タイトルでおわかりのとおり、今回紹介するのは、東所沢にある『のも』。

近年は貴重になりつつある、正統派の大衆酒場である。
ただし、上記外観は、お店インスタグラムに掲載されていた、AIで作成したと思われる画像で、
写っているお客はごく普通の方たちに見えるが、実際の客層は、もう少しこってりしている(笑)。
個人・チェーンを問わず、多彩なメニューの大衆居酒屋は、近年は苦戦傾向にあると、ネットニュースでも度々報じられている。
近年は、手羽唐揚げをウリにした『世界の山ちゃん』のような、専門店まではいかなくても、一部メニューに特化し、
他店との区別化を図ると同時に、メニューを絞り仕入れや仕込みの手間を省き、人件費も削る業態が増えている。
以前紹介したように、私自身は個性的な特化型店舗も気になるが、商品豊富で選べる楽しさがある、
大衆酒場の魅力もやはり捨てがたいので、街中華や街洋食と同様、これ以上は減ってほしくはないし、
のもさんのような、賑わっている元気なお店を見つけると、それだけでちょっと嬉しい。
今記したように、のもさんは連日盛況で、そこそこ大箱なのに、時間帯によっては満席で入れない客もいる。
食べログ情報(お店公式)によると、総席数は74。ほとんどがテーブル席で、小上がりのお座敷席もある。
座敷を利用する家族連れなど、団体客は多いけれど、バカ騒ぎする若者、のような迷惑客はいない。
ただ、既述したようにAI画像のようなスーツ客は少なく、近所の陽気なおっさん・おばはんが多い印象。
そんな大勢のお客さんが舌鼓を打つ、のもさんの豊富なメニューの一部を、以下で掲載していくが、
相変わらず、商品名や価格が見づらいダメ画像ばかりなので、「提供商品が多い」ことだけでも理解してもらいたい。
まずはドリンク、ビール、サワー、日本酒などなど。

「生ビール」528円、「酎ハイ」「ウーロンハイ」が各327円は、今の時代の個人店では安い方だ。
こちらは、毎回頼んでいる、焼酎ボトルにホッピーや割りもの。銘柄はいつも、甲類の「キンミヤ」だが。

続いては串焼き類。実は、メニューブックをあまり見ないので今気付いたのだが、「もも」や「ねぎま」の126円も安い。

こちらは揚げ物や、炒め物、煮物などを「逸品料理」とまとめてカテゴライズ。

このページは、生魚やいわゆる「肴」など、私が苦手なモノばかり。あ、甘味=デザートは食べられるな。

頼んだことはないが、定食など食事類も充実。ピンボケ失礼。

この他にも、黒板の日替わり商品や壁にだけ貼ってあるメニュー札もあり、とにかく品数豊富なのである。
初訪問時は、友人とふたりで訪問し、「キンミヤ720ml」1628円を、割り用「ウーロン茶」550円と「炭酸水」440円で飲んだ。

下の小皿はお通しだが、なにが出てきたのかは忘れちゃった。タコわさかな?
店員さんは、若い方やベテラン風の方などいろいろいるが、客と席数の割には、ホール担当は少ない気がする。
それでも、呼べばすぐに来てくれるし、料理を待たされた記憶もない。みなさん精鋭揃いなのだろう。
この日のおツマミは、同行した知人が「かに味噌」429円を注文。私は食べられないので彼の独占だ。

さらに「ねぎま」を2本頼んでくれたので、こっちは1本もらった。

値段の割には大ぶりだし、味噌ダレが付いているのも嬉しい。
私が頼んだおツマミは、壁のメニュー札にあるお鍋料理各種から、

「豚すき鍋」980円(税込み1078円?)を選択。鍋に野菜を放り込んだあとの撮影になってしまった。

さらにもう一品、メニューを見てあまりの安さに即決した、「うなぎ蒲焼(大串)」1188円もオーダー。

出てきた蒲焼きがこちら。価格的に、この大きさではお店の儲けは少なそうだ。

鍋の魅力は以前も語ったが、不足がちな野菜を摂取できて、値段の割に食材も量も多いため、満足度は最高級のおツマミである。

うなぎはまあ、値段相応だったが、どんな価格でもうなぎはウマいのである。
最近はチャーシューメンでも1500円くらいする店もあるので、「うな重」の1408円は、すごくお得に感じるよ。
鍋の具材を溶き玉子に絡める…前に撮影しようとしたのかな、よくわからんピンボケ画像が残っていた。

別の店で飲んでからの入店だったので、結構酔ってしまった模様。お会計金額は覚えていないが、たしか安かった。
ちなみに、一軒目に入ったのは、同じ東所沢のお寿司屋さん『鮨みつ』。
寿司ネタの「刺し盛り」だけでなく、洋食の「生姜焼き&クリームコロッケ」も食べられるように、


こちらも、たくさんのメニューが用意されている、大衆酒場風の名飲食店である。
数週間後、また友人と東所沢で飲むことになったので、のもさんに二度目の訪問。
この日は一軒目だったので、飲む気&食べる気マンマンであった。
前回と同様、キンミヤボトルを注文し、友人は炭酸水、私は「ホッピー白外」308円で飲み始める。

お通しは煮魚の小松菜添え。そういえば、お通しの価格を未確認だ。
キンミヤボトルは一時期、毎週水曜は500円で販売するサービスを行なっていた模様。

上記画像も、お店インスタグラムから拝借したのだが、最近は実施していないのが残念。
この日のおツマミは、最初に「鳥すき鍋」「豚キムチ鍋」、ともに980円を同時に注文。
ベテラン風の女性店員が、「テーブルに乗らないのでひとつずつの提供になります」と説明し、お鍋をセッティング。
まずは鳥すき。前回の豚すきと、お肉以外の具材は一緒かな。

煮込んだ状態がこちら。甘じょっばいタレが浸みた鶏肉が美味しい。

食べ終えたら、今度は豚キムチ鍋の準備にとりかかる。

甘口の鳥すきに対し、豚キムチはピリ辛なので、さらに食が進む。

溶き玉子に浸して、鍋ふたつの具材をきっちり食べつくした。シメに「うどんセット」350円を頼めばよかったかな。
鍋画像のはじっこに、チラッと見えていたのは、友人が頼んだ「ポテトフライ」363円。

ポテトフライは、どこで食べてもほぼ同じだと思うのだが、友人はアホみたいにポテト好きなので仕方がない。
「肉よりも魚を食え」と医者にいわれているので、「白身魚フライ」429円を注文。健康面では大差ないだろうが。

ナンの魚かはわからんが、美味しく食べられた。お皿右上のタルタルソースもありがたいね。
さらに、串焼きも頼んでいる。左から「せせり」のタレと塩、ねぎま各126円、「チーズつくね」は価格は不明。

せせり塩は、左端の皿に乗っていたが、付属の赤いモノは梅のタレだろうか。ねぎまには味噌ダレが付いていたし。
それにしても、ここの串焼き類は安い! ふたりで10本食べても1500円かからないぞ。
毎回、鍋で満腹になり、最後は苦しくなっているのだから、おとなしく串焼きだけ食べていればよかったのに。
それから数ヶ月後、別の店で飲んでから、友人と3度目の訪問。私も友人も、すっかりのもさんを気に入っていた。
酔っていたので詳細は覚えていないが、友人が「キンミヤの一升瓶ボトルの有無」をたずねたところ、
店員さんが用意してくれた模様。メニューには720mlの瓶しか載ってないのに!

チーズつくねと同様、こちらも価格は覚えていないが、たぶん4千円くらいじゃないかな。
なお、瓶と一緒に写っている、豚タンのお通しが意外とウマかった。
おツマミは軽めに、日替わりメニューゆえ価格を忘れた「ハモの天ぷら」に、

たまには野菜も食べなけりゃ、と「アスパラ天ぷら」429円、

そして、友人が頼んだ「白子のホイル焼き」。これもメニューに載ってないから、日替わり商品だったらしい。

この手の料理が苦手な私は、ひと口食べてギブアップ。なんの白子なのかは、当然わからない。
普段は値段に執着する(要するにケチな)私が、覚えていない商品が多々ある理由は、
「このお店は、そんなに高くないだろう」と、のもさんを信頼しているからである。
あと、キンミヤをガブ飲みする友人に、私も釣られて飲み、即酩酊するから、というのも理由のひとつだ。
ただし、この日は焼酎の一升瓶を飲み切れず、ボトルキープが可能なのかも知らなかったので、
会計時に店員さんの承諾を得て、店外に持ち出すことにした。
近所に、持ち込みOKのカラオケがあったので、そこでキンミヤ一升瓶を飲みながら熱唱&泥酔。
結局飲み切れず、わずかに残ったキンミヤ一升瓶は、カラオケ店に放置するのも悪いので、私が自宅に持って帰った。
JR武蔵野線はともかく、JR中央線に一升瓶持参で乗車するのは恥ずかしかったぞ。 ※武蔵野線でも恥じるべきである
以上、メニュー豊富で安く飲めて活気がある、のもさんについて語ってきた。
常に多忙な店員さんたちとは、注文と会計以外にしゃべったことはないが(他の客とも、ほぼ会話していないはず)、
待たされたり、ミスされたり、ムカつく応対をされたことは皆無で、いつも気分良く飲ませてもらっている。
大衆酒場不遇の時代というのは、要するにワタミなど大手チェーンがダメになっただけで、
やり方によっては、客の支持はじゅうぶん得られるし、現在でも必要不可欠な存在であることを、のもさんが実証している。
我々は今後も、こちらのお店を利用するし、次回訪問時には、キンミヤ一升瓶のキープが可能かをたずねる予定だ。
居酒屋 のも
埼玉県所沢市東所沢5-4-1
JR東所沢駅より徒歩約2分半
営業時間 17時~22時50分LO 日曜日は22時20分LO
定休日 月曜
※店名や営業時間は、お店インスタグラムを参考にしました