ブログアップを迷った老舗中華 八王子『萬友亭』元横山町店
八王子市の情報を発信しているサイトで、中華食堂『萬友亭』が、6月で閉店したことを知った。
お店はJR八王子駅南口からすぐの場所にあり、私は6年前に訪問し、「餃子」や「カレー餃子」、「モツ煮込み」などで一杯やった。
餃子は、にんにく入りとしそ入りが選べる。私はもちろんにんにく入りだ。

こちらはカレー餃子の中身で、七味もかけて食べた。餃子類はどれも当時350円。

モツ煮込みは400円で、ラーメンスープを使用しているのか、独特の風味でウマかった。

コロナや臨時休業もあり、萬友亭さんには残念ながら再訪が叶わず、一期一会になってしまった。
萬友亭という屋号のお店は、市内にいくつか存在し、閉店した南口駅前のお店は、「子安町店」という別名があった。
今も残っているのは、楢原町の店舗と、八王子駅北口から10分ほど歩く、元横山町にある店舗の2軒。
今回はその、『萬友亭』元横山町店について語らせていただく。ただ、先に断っておくが、
こちらは、近隣の常連客のために営業しているお店であり、誰でもウエルカムではないことを頭に入れておいてほしい。
常連客ではない私だが、お店の存在自体は、30年以上前から知っていた。
八王子の友人宅へ遊びに行った際、以前紹介した洋食の『エスエム』か、萬友亭・元横山町店から、よく出前を頼んでもらったのだ。
いろいろとごちそうになったが、何を食べても美味しく、中でも餃子は絶品。
数年後、お店に訪問してみたところ、なぜか開いてなかった。ネット検索しても情報は少なく、勝手ながら閉店したと思っていた。
ところが近年、数自体は少ないけれど、食べログやグーグルへの投稿を見かけるようになった。
前回から20年以上ぶりにお店に行ってみたところ、建物も看板も残っていたが、営業をしているか判断できず。
それでも、なんとなく諦めきれず、さらに数年たった昨年6月、夕方頃に訪問してみたところ、ノレンが出ている!

政治関連のポスターがベタベタと貼られた入口からは、店内の灯りが漏れているものの、どうにも入りづらい。

なお、足元にはセット商品などを記した貼紙があったが、

「カレーチャーハン+タンメン」のように、ご飯もの+麺類で500円や、単品「カレーライス」350円など、どれも破格である。
入るべきか、そもそも入っていいのか、店頭で悩んでいたところ、高齢男性が近寄ってきて、
「ここに来たの? なら一緒に入ろう」と声をかけながらドアを開ける。どうやら常連客のようで、彼に続いて私も入店。
店内にいたのは、高齢男性の先客(以下、客Aと記す)と、体格のいい白髪の男性。彼が現店主のようだ。
正直、客席も厨房もエライ散らかりようで、カウンターには、酒や食材などいろいろなモノが置かれ、イスもなく着席は不可。
テーブル席がふたつあり、やはり散らかっていたが、店主が片付け、先客Aのいない方に座らせてくれた。
私と一緒に入った男性(同、客Bと記す)は、既に酩酊しているAの向かいに着席。
AもBも常連のようだが、顔を合わせるのは初めてらしく、年長のBに対し、Aが「先輩」と呼んでいた。
店内にはふたつテレビが設置してあり、そのうちひとつはカラオケ用らしく、しばらくするとAが歌い始めた。
ここまで読んでお気づきだろうが、夜の萬友亭・元横山町は、中華食堂ではなく地元客向けのスナックのような業態になる。
店内乱雑で席数が少なく、酔っ払い客との相席も必要で、繰り返しになるが、誰でもウエルカムなお店ではない。
Bも飲み始めたが、私はとっとと喰って帰ろうと思い、メニュー表も見ずに「ラーメンと餃子をください」と店主に注文。
店主が厨房に入り、私はAの歌やBとの会話を聞きながら、料理の完成を待つ。
AもBも70代らしいが、好々爺どころかガラが悪く、Aがケンカを売り、Bが応戦すると、Aが「先輩、オレが悪かった」と謝るのだが、
その後もやはり、Aがケンカを売って謝って…というやり取りを繰り返す。さすがは八王子市、幅広い世代にヤカラがいる(苦笑)。
調理を終えた店主が、ラーメンと、なぜかチャーハンも運んできた。

「頼んだのはラーメンと餃子ですが…」と告げると、「餃子も今持ってくるよ」だって。
よくわからないけど、強制的に「チャーハン+ラーメン」のセットになったらしい。
その直後に餃子が登場。そこそこ大きめなのが10個もある!

さすがの私も苦笑いし、「昔から一人前10個でしたっけ?」とたずねてみると、
店主は「以前は6個で450円だったよ。今は10個で480円」だって。+30円で4個増しとは、価格設定がおかしい(笑)。
ここで店主に、30年以上前に来店したことを告げると、「久々に来てくれたんだ、嬉しいね」と喜んでくれた。
ラーメンは、具材が刻みノリ、ワカメ、ナルト、ネギだけで、丼も小さく見えるが、ちゃんと一人前の量はある。

※少し食べてから撮影
ラーメン丼が小さく見えたのは、チャーハンのお皿がデカいからだ。

横アングルも撮影したが、一般的なチャーハンの2倍はある。

このセットに、1個40グラム(後日、店主から聞いた)と、『餃子の王将』の1.6倍サイズの餃子10個が加わる。
店主も、量の多さは承知しているようで、「残ったら持ち帰っていいよ」と、パックを持ってきてくれた。

実は、こちらに入店する前に、同じ市内の『美しょう』で濃厚ラーメンを食べていたため、「持ち帰り可」はありがたかった。
なお、バックの向こうに見えるメニュー表を、後日撮影したのでここで掲載。

現在は提供していない商品もあるようだが、「麻婆豆腐定食」、「ジャンボシューマイ」、「ネギラーメン」は、他の客が食べているのを見た。
ハナシを戻す。アンは野菜多めで、バリっと焼き上げた餃子は、若い頃に食べたのと変わらぬウマさ。

チャーシュー、玉子、ネギと、シンプルな具材のチャーハンは、濃い味付けで量も多く、なかなか減らない。
スープ代わりにラーメンをすすり、結構食べたが、3割ほど残しギブアップ。餃子3個と一緒にテイクアウトした。

店主が、ラップで包んでくれたので、ありがたく持ち帰って翌日食べた。
お会計は千円ちょうど。「ラーメン+チャーハンセット」500円と「餃子」480円で980円のはずだが、パックに包んでもらったし、
なにより、ラーメン、大盛チャーハン、餃子10個を千円で食べられる店は、今では貴重なので文句はない。
「よかったらまた来てよ」と、店主に見送られてお店を出た。
2度目の訪問では、軽く飲むつもりでお酒メニューをたずねたら、「ウイスキーと焼酎くらいしかない」そうなので、焼酎のお茶割りを注文。
店主がドボドボと焼酎を注ぎ作成。お茶の緑色が薄いのは、焼酎が濃いからである(笑)。それでも、1杯350円と安価だった。

※お通しは柿ピー
この日も私は、ここで触れた『高社楼』八王子店で食事したあとだったので、注文したのは「春巻」700円だけ。
ただし、餃子と同様に春巻もデカいサイズが4本。一般的なお店なら、千円くらい取られるはず。

中身は当然熱々で、竹の子や豚肉がゴロゴロと入っている。おかげで、濃いお茶割りが進んでしまった。

そしてつい先日、現在の業態になった萬友亭さんに3度目の訪問。
常連客が数名やってきたが、初回のようなメンドーな方(笑)はいなかった。
ビールがあるそうなので注文。サッポロラガーの大瓶で、会計から計算すると、価格はたぶん650円。ビールは1日1本しか用意しないらしい。

※この日のお通しはかりんとう
おツマミとして、「回鍋肉(キャベツ味噌辛炒め)」800円はできるそうなので、作ってもらう。
店主が冷蔵庫からキャベツを取り出し、刻んで炒めて…時間はかかったが、大皿に盛られた回鍋肉が登場。
卓上にあった、ボールペンと一緒に撮影したので、皿のデカさと量の多さがわかるはず。

油通しして柔らかくなった肉、キャベツ、ピーマン、ネギを、ゴマ油を含む濃厚味噌ダレで炒めてある。
すぐにビールがなくなり、例の焼酎お茶割りにチェンジ。「焼酎薄めで」とお願いしたが、あまり薄くなかった(笑)。
通常のお店の回鍋肉の2~3倍はあり、味もいいので、お茶割りがどんどん進んでしまった。
店主といろいろ会話させていただいたので、以下に掲載していく。
○お店のオープンは1958(昭和33)年9月
店主の親戚が開業し、さらに別の親戚もお店を出し…と、萬友亭というお店はかつて、市内に10軒以上あったそうだ。
「ここも昔は、出前専用の店員を雇っていたし、オレも配達をやった。○○さん(←私の友人)宅にも何度か行ったよ」。
今年で68周年なので、「この辺じゃ、結構古い方だよね」と店主は語るが、この辺どころか、八王子で最古の中華食堂ではないか。
○以前は月曜定休だったが、現在は滅多に休まない
「近所の常連さんが来るから、よほどの用事がない限り営業するよ」。驚いたことに中休みもなく、閉店時間も「成り行き」らしい。
○40年くらい値上げしていない
メニュー表を見て、昔から変わっていない気がしたが、やはり値上げしていなかった。
むしろ、さっきのチャーハン+ラーメンのように、今の方が安いメニューもある(以前は、半チャーハン+ラーメンで650円)。
理由をたずねたら、「お世話になっている皆さんに還元というか…今さら儲ける気もないしね」。
地域の常連に支えられ、長年営業を続けてきた、萬友亭さんとお客の結びつきは、想像以上に深いはずで、我々ヨソ者は、それを理解すべきである。
店主も「ウチは常連さん第一だからね」と断言しているし、訪問しづらい入口も、常連さん向け仕様なのだろう。
今回の記事は、アップすべきか相当迷った。こんなブログでも、そこそこ閲覧者はいるようだが、途中で読むのをやめるヤツも多いだろう。
そんなヤツらが、「ラーメン+チャーハン500円!」などの部分だけ目にして、配慮なくお店を訪れた挙句、
特殊な営業形態(←言葉選んでるよ)に耐えられず、ネットに批判を投稿するような結果になったら、私も不本意である。
何度でも書くけど、萬友亭・横山町店は、誰でもウエルカムなお店ではないので、
採点・批評目当ての食べロガーみたいな連中や、衛生面を気にする方、泥酔客(笑)を避けたい方などは来ないでくれ。
他にも、餃子のグラム数や使用している中華鍋のサイズ、店主が昔、柔道の実力者だったこと(なので今でも体格がいい)なども教えてもらい、
ビール大瓶に、濃い焼酎割りを6杯(会計で判明)飲み、やや酩酊気味であったが、シメのお食事を注文。
若い頃によく好んで食べていた、「カレーラーメン」650円を久々に食べるつもりだったが、
「カレーライス+ラーメン」500円の高コスパには抗えず、そちらのセットをオーダー。

初回のラーメンより、刻みノリなどの具材が多い。さっき書き忘れたが、スープは普通の醤油味ではなく、魚介風味も結構感じた。
カレーライスは、もちろんハーフではなく一人前。お肉もゴロゴロ入る自家製だ。

半チャンならぬ全チャンとラーメン、及び全カレーとラーメンで500円というのは、東京では最安かもしれないね。
ラーメンのスープは少し残したが、カレーは食べ切り、丼の「萬友亭」ロゴを撮影してお会計。

ご両親の跡を継ぎ、長年お店を守ってきた店主さんは、「この店も、あと10年くらいは頑張りたいなあ」と語っていた。
どんなスタイルでも構わないので、自分の好きなように営業してくだされば幸いである。
中休みなしと知ったので、この夏は八王子球場での観戦帰りに、ランチ&昼酒を飲ませてもらおうかな。
萬友亭・元横山町店
東京都八王子市元横山町1-23-10
JR八王子駅から徒歩約11分、京王線京王八王子駅からも歩ける
営業時間 11時くらい~不明 新規客の入店は21時くらいまでか
定休日 不定休だけど滅多に休まない
お店はJR八王子駅南口からすぐの場所にあり、私は6年前に訪問し、「餃子」や「カレー餃子」、「モツ煮込み」などで一杯やった。
餃子は、にんにく入りとしそ入りが選べる。私はもちろんにんにく入りだ。

こちらはカレー餃子の中身で、七味もかけて食べた。餃子類はどれも当時350円。

モツ煮込みは400円で、ラーメンスープを使用しているのか、独特の風味でウマかった。

コロナや臨時休業もあり、萬友亭さんには残念ながら再訪が叶わず、一期一会になってしまった。
萬友亭という屋号のお店は、市内にいくつか存在し、閉店した南口駅前のお店は、「子安町店」という別名があった。
今も残っているのは、楢原町の店舗と、八王子駅北口から10分ほど歩く、元横山町にある店舗の2軒。
今回はその、『萬友亭』元横山町店について語らせていただく。ただ、先に断っておくが、
こちらは、近隣の常連客のために営業しているお店であり、誰でもウエルカムではないことを頭に入れておいてほしい。
常連客ではない私だが、お店の存在自体は、30年以上前から知っていた。
八王子の友人宅へ遊びに行った際、以前紹介した洋食の『エスエム』か、萬友亭・元横山町店から、よく出前を頼んでもらったのだ。
いろいろとごちそうになったが、何を食べても美味しく、中でも餃子は絶品。
数年後、お店に訪問してみたところ、なぜか開いてなかった。ネット検索しても情報は少なく、勝手ながら閉店したと思っていた。
ところが近年、数自体は少ないけれど、食べログやグーグルへの投稿を見かけるようになった。
前回から20年以上ぶりにお店に行ってみたところ、建物も看板も残っていたが、営業をしているか判断できず。
それでも、なんとなく諦めきれず、さらに数年たった昨年6月、夕方頃に訪問してみたところ、ノレンが出ている!

政治関連のポスターがベタベタと貼られた入口からは、店内の灯りが漏れているものの、どうにも入りづらい。

なお、足元にはセット商品などを記した貼紙があったが、

「カレーチャーハン+タンメン」のように、ご飯もの+麺類で500円や、単品「カレーライス」350円など、どれも破格である。
入るべきか、そもそも入っていいのか、店頭で悩んでいたところ、高齢男性が近寄ってきて、
「ここに来たの? なら一緒に入ろう」と声をかけながらドアを開ける。どうやら常連客のようで、彼に続いて私も入店。
店内にいたのは、高齢男性の先客(以下、客Aと記す)と、体格のいい白髪の男性。彼が現店主のようだ。
正直、客席も厨房もエライ散らかりようで、カウンターには、酒や食材などいろいろなモノが置かれ、イスもなく着席は不可。
テーブル席がふたつあり、やはり散らかっていたが、店主が片付け、先客Aのいない方に座らせてくれた。
私と一緒に入った男性(同、客Bと記す)は、既に酩酊しているAの向かいに着席。
AもBも常連のようだが、顔を合わせるのは初めてらしく、年長のBに対し、Aが「先輩」と呼んでいた。
店内にはふたつテレビが設置してあり、そのうちひとつはカラオケ用らしく、しばらくするとAが歌い始めた。
ここまで読んでお気づきだろうが、夜の萬友亭・元横山町は、中華食堂ではなく地元客向けのスナックのような業態になる。
店内乱雑で席数が少なく、酔っ払い客との相席も必要で、繰り返しになるが、誰でもウエルカムなお店ではない。
Bも飲み始めたが、私はとっとと喰って帰ろうと思い、メニュー表も見ずに「ラーメンと餃子をください」と店主に注文。
店主が厨房に入り、私はAの歌やBとの会話を聞きながら、料理の完成を待つ。
AもBも70代らしいが、好々爺どころかガラが悪く、Aがケンカを売り、Bが応戦すると、Aが「先輩、オレが悪かった」と謝るのだが、
その後もやはり、Aがケンカを売って謝って…というやり取りを繰り返す。さすがは八王子市、幅広い世代にヤカラがいる(苦笑)。
調理を終えた店主が、ラーメンと、なぜかチャーハンも運んできた。

「頼んだのはラーメンと餃子ですが…」と告げると、「餃子も今持ってくるよ」だって。
よくわからないけど、強制的に「チャーハン+ラーメン」のセットになったらしい。
その直後に餃子が登場。そこそこ大きめなのが10個もある!

さすがの私も苦笑いし、「昔から一人前10個でしたっけ?」とたずねてみると、
店主は「以前は6個で450円だったよ。今は10個で480円」だって。+30円で4個増しとは、価格設定がおかしい(笑)。
ここで店主に、30年以上前に来店したことを告げると、「久々に来てくれたんだ、嬉しいね」と喜んでくれた。
ラーメンは、具材が刻みノリ、ワカメ、ナルト、ネギだけで、丼も小さく見えるが、ちゃんと一人前の量はある。

※少し食べてから撮影
ラーメン丼が小さく見えたのは、チャーハンのお皿がデカいからだ。

横アングルも撮影したが、一般的なチャーハンの2倍はある。

このセットに、1個40グラム(後日、店主から聞いた)と、『餃子の王将』の1.6倍サイズの餃子10個が加わる。
店主も、量の多さは承知しているようで、「残ったら持ち帰っていいよ」と、パックを持ってきてくれた。

実は、こちらに入店する前に、同じ市内の『美しょう』で濃厚ラーメンを食べていたため、「持ち帰り可」はありがたかった。
なお、バックの向こうに見えるメニュー表を、後日撮影したのでここで掲載。

現在は提供していない商品もあるようだが、「麻婆豆腐定食」、「ジャンボシューマイ」、「ネギラーメン」は、他の客が食べているのを見た。
ハナシを戻す。アンは野菜多めで、バリっと焼き上げた餃子は、若い頃に食べたのと変わらぬウマさ。

チャーシュー、玉子、ネギと、シンプルな具材のチャーハンは、濃い味付けで量も多く、なかなか減らない。
スープ代わりにラーメンをすすり、結構食べたが、3割ほど残しギブアップ。餃子3個と一緒にテイクアウトした。

店主が、ラップで包んでくれたので、ありがたく持ち帰って翌日食べた。
お会計は千円ちょうど。「ラーメン+チャーハンセット」500円と「餃子」480円で980円のはずだが、パックに包んでもらったし、
なにより、ラーメン、大盛チャーハン、餃子10個を千円で食べられる店は、今では貴重なので文句はない。
「よかったらまた来てよ」と、店主に見送られてお店を出た。
2度目の訪問では、軽く飲むつもりでお酒メニューをたずねたら、「ウイスキーと焼酎くらいしかない」そうなので、焼酎のお茶割りを注文。
店主がドボドボと焼酎を注ぎ作成。お茶の緑色が薄いのは、焼酎が濃いからである(笑)。それでも、1杯350円と安価だった。

※お通しは柿ピー
この日も私は、ここで触れた『高社楼』八王子店で食事したあとだったので、注文したのは「春巻」700円だけ。
ただし、餃子と同様に春巻もデカいサイズが4本。一般的なお店なら、千円くらい取られるはず。

中身は当然熱々で、竹の子や豚肉がゴロゴロと入っている。おかげで、濃いお茶割りが進んでしまった。

そしてつい先日、現在の業態になった萬友亭さんに3度目の訪問。
常連客が数名やってきたが、初回のようなメンドーな方(笑)はいなかった。
ビールがあるそうなので注文。サッポロラガーの大瓶で、会計から計算すると、価格はたぶん650円。ビールは1日1本しか用意しないらしい。

※この日のお通しはかりんとう
おツマミとして、「回鍋肉(キャベツ味噌辛炒め)」800円はできるそうなので、作ってもらう。
店主が冷蔵庫からキャベツを取り出し、刻んで炒めて…時間はかかったが、大皿に盛られた回鍋肉が登場。
卓上にあった、ボールペンと一緒に撮影したので、皿のデカさと量の多さがわかるはず。

油通しして柔らかくなった肉、キャベツ、ピーマン、ネギを、ゴマ油を含む濃厚味噌ダレで炒めてある。
すぐにビールがなくなり、例の焼酎お茶割りにチェンジ。「焼酎薄めで」とお願いしたが、あまり薄くなかった(笑)。
通常のお店の回鍋肉の2~3倍はあり、味もいいので、お茶割りがどんどん進んでしまった。
店主といろいろ会話させていただいたので、以下に掲載していく。
○お店のオープンは1958(昭和33)年9月
店主の親戚が開業し、さらに別の親戚もお店を出し…と、萬友亭というお店はかつて、市内に10軒以上あったそうだ。
「ここも昔は、出前専用の店員を雇っていたし、オレも配達をやった。○○さん(←私の友人)宅にも何度か行ったよ」。
今年で68周年なので、「この辺じゃ、結構古い方だよね」と店主は語るが、この辺どころか、八王子で最古の中華食堂ではないか。
○以前は月曜定休だったが、現在は滅多に休まない
「近所の常連さんが来るから、よほどの用事がない限り営業するよ」。驚いたことに中休みもなく、閉店時間も「成り行き」らしい。
○40年くらい値上げしていない
メニュー表を見て、昔から変わっていない気がしたが、やはり値上げしていなかった。
むしろ、さっきのチャーハン+ラーメンのように、今の方が安いメニューもある(以前は、半チャーハン+ラーメンで650円)。
理由をたずねたら、「お世話になっている皆さんに還元というか…今さら儲ける気もないしね」。
地域の常連に支えられ、長年営業を続けてきた、萬友亭さんとお客の結びつきは、想像以上に深いはずで、我々ヨソ者は、それを理解すべきである。
店主も「ウチは常連さん第一だからね」と断言しているし、訪問しづらい入口も、常連さん向け仕様なのだろう。
今回の記事は、アップすべきか相当迷った。こんなブログでも、そこそこ閲覧者はいるようだが、途中で読むのをやめるヤツも多いだろう。
そんなヤツらが、「ラーメン+チャーハン500円!」などの部分だけ目にして、配慮なくお店を訪れた挙句、
特殊な営業形態(←言葉選んでるよ)に耐えられず、ネットに批判を投稿するような結果になったら、私も不本意である。
何度でも書くけど、萬友亭・横山町店は、誰でもウエルカムなお店ではないので、
採点・批評目当ての食べロガーみたいな連中や、衛生面を気にする方、泥酔客(笑)を避けたい方などは来ないでくれ。
他にも、餃子のグラム数や使用している中華鍋のサイズ、店主が昔、柔道の実力者だったこと(なので今でも体格がいい)なども教えてもらい、
ビール大瓶に、濃い焼酎割りを6杯(会計で判明)飲み、やや酩酊気味であったが、シメのお食事を注文。
若い頃によく好んで食べていた、「カレーラーメン」650円を久々に食べるつもりだったが、
「カレーライス+ラーメン」500円の高コスパには抗えず、そちらのセットをオーダー。

初回のラーメンより、刻みノリなどの具材が多い。さっき書き忘れたが、スープは普通の醤油味ではなく、魚介風味も結構感じた。
カレーライスは、もちろんハーフではなく一人前。お肉もゴロゴロ入る自家製だ。

半チャンならぬ全チャンとラーメン、及び全カレーとラーメンで500円というのは、東京では最安かもしれないね。
ラーメンのスープは少し残したが、カレーは食べ切り、丼の「萬友亭」ロゴを撮影してお会計。

ご両親の跡を継ぎ、長年お店を守ってきた店主さんは、「この店も、あと10年くらいは頑張りたいなあ」と語っていた。
どんなスタイルでも構わないので、自分の好きなように営業してくだされば幸いである。
中休みなしと知ったので、この夏は八王子球場での観戦帰りに、ランチ&昼酒を飲ませてもらおうかな。
萬友亭・元横山町店
東京都八王子市元横山町1-23-10
JR八王子駅から徒歩約11分、京王線京王八王子駅からも歩ける
営業時間 11時くらい~不明 新規客の入店は21時くらいまでか
定休日 不定休だけど滅多に休まない