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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。 ※gooブログから引っ越して来ました

何もかもみな懐かしい… 三鷹『高社楼』(前編)

shiyoudayuuji
今年2月、三鷹市下連雀6-12-10にある昭和チックな飲食店3軒、別名「下連雀の三連星」を紹介した。
その3軒の真ん中にある、中華食堂の『高社楼』は、夜も営業しているため、その後もちょくちょく通っている。
こちらのお店は、渋すぎる外観や店頭の食品サンプル、そして値段設定がいかにもザ・昭和の中華屋さんで、
下記画像は、2021年に撮影したメニュー表だが、2025年の現在も、この価格を維持している。

※外観やサンプルなどは、1行目の「下連雀の三連星」をクリックしてご確認を

食材から光熱費まで、何もかもが値上げしているこの時勢に、「ラーメン」は400円で、最高値商品が「叉焼ワンタンメン」の750円。
昭和時代と変わらぬ安価を守り続けておられる、お店の心意気には脱帽である。
入店するたびに、今が令和時代であることを忘れて、「何もかもみな懐かしい…」と、沖田艦長のようにつぶやきたくなる、
高社楼さんの魅力と商品を、以下で説明していこう。

4年ぶり2度目の訪問をしたのが今年2月。テーブル席もあるが、前回同様、この日もカウンター席に座る。
卓上には各種調味料の他、ご飯のお供になりそうな梅干しも置いてある。


梅干しは苦手なので食べたことはないが、こういうサービスも、やはり昭和チックである。

今回はキリンラガーの大瓶570円と、餃子は初回に食べているので、ビールのアテには「ワンタン」400円を選択。
こちらのお店は親子三人で営んでいるのだが、お母さんが中華鍋を振る、珍しい体制。
お父さんは調理補助と出前担当で、息子さんが麺茹でなどの補助に、配膳と会計などを担当している。
数分後に、息子さんがワンタンを運んできた。


醤油味のスープは、前回食べた開花丼の付け合わせスープと似ているが、こっちの方が醤油ダレが濃い。
スープの中には、チャーシュー、メンマ、ノリ、ネギが沈んでいて、「ワンタンメン」の麺抜きといった様相。


メインのワンタンには、少量だがちゃんとお肉が入っており、数えてみたら全部で11個。400円なのに太っ腹である。


ビールをお替わりし、ワンタンを食べ終えそうなタイミングで、シメのお食事を注文。
ワンタンで醤油スープを味わったので、今度は塩味スープの「タンメン」470円にして、「半チャーハン」370円も付けた。
さっき書いたように、チャーハンとタンメンの具材はお母さんが仕上げ、タンメンの麺とスープは息子さんが担当。
その頃ちょうど、出前を終えたお父さんが、お店脇のドアを開けて厨房に戻ってきた。
2月なので、冷たい風がカウンター席の私にも吹き付けたが(苦笑)、寒い中配達に出ていたお父さんの苦労を考えたら、これくらいは我慢だ。
昭和の時代は、大半の中華屋さんは出前をしていたが、配達料などの追加料金はなし。その記憶が残っている私は、
態度の悪い人間が食品を乱雑に扱い(※個人の感想です)、しかも余計に金を取られる、ウーバーイーツは一生利用しないだろう。

しばらくして、まずは半チャーハン、


続いて私の大好きな、薄緑色をした塩スープのタンメンも完成。


半チャーハンは一般的な量の3/5くらいか。麺類と合わせるのに(私の基準では)適した量だ。


具材はチャーシュー、玉子、ネギに、刻んだナルトも少々。全体の色が白いのは、塩主体の味付けだからだろう。


塩味がほどよく効いた白いチャーハンを見ると、2022年に閉店した、立川の良心的な中華屋さん『双葉食堂』を思い出す。

一方のタンメンは、普通サイズの丼に、炒め野菜が盛られている。さっきのワンタン丼も同サイズだった。


具材はキャベツ、人参、モヤシ、ニラ、豚肉。麺は、あまり黄色くない、柔らかな縮れ麺。


炒め野菜の香りと歯応えがよく、これぞ中華屋さんのタンメンだ。ウマかったので、麺と具はもちろん、スープも飲み干してしまった。
会計前にトイレを借りたら、下記の貼紙を発見。この標語(?)、似たようなヤツを東久留米の『珍来』でも見たな。


この日のお会計は2380円。ビール大瓶2本、ワンタン、半チャーハン、タンメンを頼んで、この金額で済むお店は貴重だ。

他にも食べたい料理があったので、3度目の訪問は、飲み仲間の先輩を誘って訪問。
初めてテーブル席に座り、まずは瓶ビールで乾杯。訪問したのは土曜日の16時台だったが、常連らしき客が次から次へとやってくる。
ファーストオーダーは、餃子、「シューマイ」300円、「焼肉」500円、「揚焼そば」650円。
餃子は、初回に頼んだときの画像を再掲載。


中身の具材は鮮やかな緑色。この緑色餃子は、私がガキの頃よく食べていた、立川の『友邦』(ゆうほう)というお店の餃子と似ている。


そのお店は、たぶん25年くらい前に閉店しており、「立川 友邦」でネット検索しても情報は皆無。
さっきの双葉食堂はまだしも、友邦を懐かしむ私に、同意してくれる人はあまりいなそうだね。

餃子とほぼ同時にシューマイが登場。『崎陽軒』よりやや大きめなのが5個。


餃子も焼売も300円で食べられるお店も、今では少なくなった。
焼肉は、玉ねぎと一緒に豚肉を甘じょっぱいタレで炒めたもの。


ビールのおツマミに最適だが、「ライス」150円との組み合わせを頼む客も多そうだ。
なお、私の友人がこちらで、「スタミナ肉丼」600円を食べた際、「ニンニクではなく甘辛味」とSNSに投稿していたので、

※友人の承諾を得て拝借した画像。なかなかウマそうである

スタミナ肉丼はたぶん、焼肉単品をご飯に盛り付けて、生玉子と紅生姜を乗せたのではないかな。
そして、おツマミにも食事にもなる、他店では「五目あんかけ焼きそば」とも呼ばれる揚焼そばが登場。


野菜や肉を炒め、スープを加えて片栗粉でとろみを付けた、熱々のアンが盛られている。


ラーメンの麺を流用するお店もあるが、こちらはおそらく、専用の太麺を揚げている。


中華アンは酢を含んでいるのか、ほのかに酸味を感じた。長崎皿うどんのようにソースを入れると、甘口で相殺される…ような。


ビールもお替わりし、メニュー表には載っていないが、壁に掲示してある「ウーロンハイ」300円にチェンジ。


焼酎は濃すぎず、ほろ酔い気分になれる。というか、なった(笑)。
その後、「ニラレバ炒め」450円と、先輩が「目玉焼き」250円を追加オーダー。
ほぼ同時に、ふたつの料理が運ばれてきた。目玉焼きは玉子2個と千切りキャベツ。この日はずいぶん、付け合わせのキャベツを食べた気がする。


こちらがニラレバ。他の商品もそうだけど、価格の割には量が多い。


目玉焼きは平凡だったが、ニラレバは、レバーはちょっと硬かったが、野菜がシャキっと炒められており、食べ応えがあった。
ウーハイも何度かお替わりし、そろそろシメのお食事を頼むことに。
先輩と相談し、私は「チャンポンメン」520円、先輩は「とんこつラーメン」500円を選択。
まずは、ベージュ色スープのとんこつラーメンが登場。


続いて、私のチャンポンメンがやってきた。一般的なちゃんぽんとは異なるビジュアルである。


食べていないので断言はできないが、先輩が頼んだとんこつラーメンは、お店でスープを炊いているとは思えず、
普通のラーメン用スープに、業務用の豚骨タレを加えたのではないかね。違ったらゴメンなさい。
一方、私のチャンポンメンは、醤油味と思われるスープにあんかけが乗る、いわゆる「広東麺」のような商品であった。
ちゃんぽんは、太い麺や魚介類を使用するお店が多いが、こちらはタンメンと同じ細麺で、


魚介類はナルトだけであった。まあ520円という安価で、海老やイカが入っていたら申しわけないけどね。
野菜の旨味たっぷりで、とろみのあるスープが絡んだ麺が美味しく、結構飲み食いしたあとだがスルスルと入っていく。
すっかり満腹になってお会計。料理8品にビール2本とウーハイ数杯で、お会計はひとり3千円程度。安すぎる!

帰り際、壁にお店の名前が入ったカレンダーがあるのに気付いた。


よく見ると、三鷹店だけでなく、八王子店の住所と連絡先も記されている。支店があったのか!


広東麺風だったちゃんぽんを味わったことで、「広東麺」も食べ比べしたくなったし、未食の麺類も多い。
さらに、高社楼・八王子店の存在も気になるではないか。
というわけで、当初の予定を変更し、高社楼さんは前後編に分けてリポートすることにした。次回後編に続く!


高社楼 三鷹店
東京都三鷹市下連雀6-12-10
JR三鷹駅から徒歩約21分、京王井の頭線三鷹台駅からはもう少しかかりそう。篠原病院入口というバス停から徒歩約2分
営業時間 11時~14時半、16時~20時半くらい。少し早く閉める場合もある 
定休日 火曜
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